歌手の入山アキ子が「和歌山市観光発信人」に任命され5日、和歌山県和歌山市役所で委嘱式が行われた。
2014年にリリースした和歌山県のご当地ソング「紀淡海峡」がきっかけで、和歌山をはじめ関西地区で知名度を上げた入山。リリースして10年という節目に、和歌山市の魅力を全国にアピールするのを目的に制度化された「観光発進人」として任命された。
入山は「この作品の発売前にマネージャーが亡くなり、歌の歌詞にもあるように、1人で生きることを余儀なくされました。その一方で歌手人生を良い方向へと大きく変えてくれました。和歌山の良いところを自分の言葉で伝えていきたい」と観光発信人としての意気込みを話した。
和歌山市の観光発信人の制度は和歌山にゆかりのある、いろんなジャンルの人たちが任命されており、入山は35組目となる。
11月17日には和歌山市内の和歌山城ホールで「紀淡海峡」の発売10周年記念コンサートを開くことが決まっている。