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日本維新の会・馬場代表が万博視察 同行した議員団に呼びかけ「SNSなどで感想を発信してほしい」

東スポWEB 2024年8月5日 19時41分

日本維新の会の馬場伸幸代表と遠藤敬国会対策委員長、同党所属の支部長、地方議会議員約100人が5日、大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で行われた大阪・関西万博開催予定地の視察に参加した。

今回視察したのは木造巨大大屋根リングを含む「南東工区」部分だ。維新は3月に1回目の視察を行い、今回は2回目となる。約100人の議員団とともにリングに登った馬場代表は「3月の視察から約5か月、壮観な感じが増している」と感想を述べた。集まった議員らに「SNSなどで感想を発信してほしい」など呼びかけた。

記者団の取材に応じた馬場代表は「東京で仕事をしていると万博の話はほとんど聞かない」と指摘。万博会場の問題点について、取材に同席した遠藤国対委員長は「1番の問題は交通網。どれだけ(万博への)導線をうまく作るか。明日、大阪府議団の方も上京されますけど、ライドシェアの規制緩和なども踏まえやっていく」と語った。

また、万博会場の北側で整備されているカジノを中核とした統合型リゾート(IR)を巡り、万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)幹部が、騒音や景観悪化を懸念し、万博期間中の工事中断を大阪府・市に求めている問題もある。

馬場代表は「今日は庁舎へ行って、協会のみなさんとその話もさせていただきました」と明かし、IRの工事などの情報がつまびらかになっていないと踏まえ「なにか対策ができるのか、これから万博協会や大阪府市と共に調整に入っていく。万博も非常に大事ですし、その後、開業が予定されているIRも非常に大事」と説明した。

万博とIR、どちらが優先なのかと聞かれた遠藤国対委員長は「万博が優先であるに決まっている」と断言した。

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