野球評論家でソフトバンク元監督の工藤公康氏（６１）が５日のサントリードリームマッチ２０２４（東京ドーム）に「ザ・プレミアム・モルツ球団」の先発としてマウンドに上がるも、初回に２者連続被弾を含む３失点と苦戦した。
場内のファンの大歓声を受けてマウンドに上がった工藤氏。今年で６１歳とは思えない力強い直球で先頭の松田は左飛に打ち取ったものの、続く福留に右翼席への先制ソロ、続くラミレスに左翼席へのソロを被弾するまさかの展開で早々に２点を奪われた。
その後も制球が定まらず山崎武に内野安打、仁志に右前打、平田に中前打を許し一死満塁と大ピンチを招き、場内実況から「工藤さん大丈夫ですか？」と問いかけられると、苦笑いを浮かべながら首をかしげておどけて見せた工藤。真中に左前適時打を浴びてさらに１点こそ失ったものの、なんとかこの回を投げ切ってスタンドから大きな拍手が送られた。