体操男子でパリ五輪2冠の岡慎之助(20=徳洲会)が5日、男子種目別の平行棒で銅メダルを獲得した。
パリ五輪で団体総合と個人総合を制したニューエースの活躍が止まらない。平行棒では笑顔で演技を終え、金メダルには届かなかったものの、15・300点で表彰台に立つ権利を得た。個人総合で優勝したときには、「目標にしていた団体と個人の2冠が達成できてうれしい」と声を弾ませたが、まだまだ満足していなかった。
日本勢でこの種目のメダル獲得は、2004年アテネ五輪銀メダルの冨田洋之以来、20年ぶり。同種目に出場した団体総合金メダルメンバーの谷川航(セントラルスポーツ)は14・133点で6位だった。