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【卓球】平野美宇 早田ひなとのダブルスに自信「同い年なのでよくわかっている」

東スポWEB 2024年8月5日 20時18分

【フランス・パリ5日発】卓球女子の平野美宇(木下グループ)は〝同級生コンビ〟での戦いに自信をのぞかせた。

パリ南アリーナで行われたパリ五輪団体1回戦で、第1試合に平野は早田ひな(日本生命)と組んでダブルスに出場。シングルスで左腕を痛めた早田の負担を少しでも減らしたい中で、平野は積極的に攻撃を仕掛けた。第2ゲームは落としたものの、3―1で先勝。その後のシングルスではストレート勝ちを収め、チームも3―0で準々決勝にコマを進めた。

金メダルに向けて順調なスタートを切った平野は「今大会初のダブルスで緊張したが、難しいところを乗り越えて、しっかり勝ててよかった。シングルスは何回か試合をしていたので団体戦という心強さも加わって、思い切ってプレーすることができた」と充実の表情。早田と組むダブルスは、そこまで多くの練習は積めていないというが「組んだこともあるし、同い年なのでよくわかっている。そこら辺はそういうところでカバーしながら一戦一戦頑張っていきたい」と力強く語った。

女子代表の渡辺武弘監督は「元々ペアはすごく考えていた。正直、今日は(早田が)ケガをしなくてもあのペアで行った。いろいろオプションは持っている」と説明。今大会は卓球関係者から「団体戦が勝敗のカギを握る」との声が目立つ中で、平野の存在は頼もしい限りだ。

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