パリ五輪ゴルフ男子で銅メダルを獲得した松山英樹(32=LEXUS)が、2028年ロサンゼルス五輪での〝ホーム〟化を目指している。
松山は最終日(4日)のラウンド後、早くも4年後の出場を目指すと公言。「単純に今年勝ったコース(リビエラCC)だし、ロサンゼルスは知り合いが多いのでね。そういう意味でも絶対に出たいという思いがあるので、4年間また頑張らないといけない」と意気込んだ。
そんなロス五輪に向けて松山は、銀メダルのトミー・フリートウッド(英国)から刺激を受けた。「トミーなんかは、フランスなのにめちゃくちゃ応援されていた。ロスではそうなるように頑張りたい」と決意を新たにした。会場にはメジャーさながらの大ギャラリーが詰めかけ、4位に終わった地元フランスのビルトル・ペレスが大声援を受けたのはもちろんのこと、米欧両ツアーで活躍するフリートウッドも人気選手ぶりを発揮していた。
もちろんラウンド中に松山への声援も飛んだが、〝ホーム〟と言うには物足りなかった。マスターズに続くメジャー優勝など、さらなる地位向上で4年後のリビエラCCでは〝松山コール〟が鳴り響くことになるのか。