【フランス・パリ５日発】卓球女子の張本美和（木下グループ）が上々の五輪デビューを果たした。
パリ南アリーナで行われたパリ五輪団体１回戦では、第２試合のシングルスに登場。第１試合のダブルスで早田ひな（日本生命）、平野美宇（木下グループ）が３―１で勝利を収めたことから「安心して思い切ってやればいいんだな」と平常心でコートに立ち、力強いフォアハンドなどで得点を重ねて３―０で快勝した。チームも３―０で白星を飾り、準々決勝進出。「いつも通りに戦うことができて、すごい楽しめた」と笑みを浮かべた。
シングルスでは早田が銅メダルを獲得。先輩の活躍は張本にも大きな刺激となった。「メダル獲得は本当にすごいなと思った。『おめでとうございます』と伝えた。自分もメダルを獲得できるように団体戦、頑張っていきたい」と力を込めた。