第１０６回全国高校野球選手権大会は７日、甲子園球場で開幕する。鹿児島代表の神村学園は５日、北神戸田園スポーツ公園で調整。打撃練習などで汗を流した。
地方大会では８―３で勝利した初戦の鹿児島商以外はすべて零封勝ちと圧巻の力を見せつけ、２年連続の甲子園出場を果たした。第４日の第２試合に木更津総合（千葉）と対戦するが、小田監督は「相手打線は結構短く持ってコンパクトに右方向に打ってきたりとか、野球がすごく上手だなと思いながら見てたら逆に３、４番の子は逆にどんどん打ってきますし、かなり手ごわいチームだなと思います。打ち勝つというよりも『守り勝つ』という展開に持っていきたいと思います」と相手を冷静に分析。「チームの状態はいい状態ではあるとは思いますけど、まだまだやっぱり技術を上げていきたいので、練習を必死にやります」と、まずは初戦突破に照準を合わせた。