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自民党総裁選日程は20日決定へ 逢沢委員長「公正、公平な選挙を進めたい」

東スポWEB 2024年8月5日 21時30分

自民党は5日、党本部で岸田文雄首相の総裁任期が9月末に満了するのに伴い行われる総裁選に向けて、選挙管理委員会の初会合を開いた。

総裁選は党の規定で9月20日から29日までの間に議員投票を実施。同委員会は、告示や投開票などの正式なスケジュールを8月20日に開く会合で決めるという。

逢沢一郎元国対委員長が選挙管理委員長に就き「党の厳しい状況を真剣に受け止めて『党が変わる、党を変える』という新しい決意で、公正・公平な総裁選挙を進めたいです」とあいさつした。

自民党の信頼回復に向け、選挙戦のコストを抑えて活発な政策論争を健闘していくことも確認した。

同会合の終了後、報道陣の「党員票の比重を高めるのか検討するか」との質問に逢沢氏は「今から大きくルールを変えるわけにはいかない」と話し、党員票の割合は現在の規定に沿って行う意向を示した。

その後、逢沢氏は鈴木貴子青年局長と高橋はるみ女性局長と面会。両氏は総裁選を国民に広く開かれたものにすべきだと訴え、青年局と女性局主催の公開討論会の実施を申し入れた。また、オンラインで配信する要望も行った。

鈴木氏は「自民党が政治不信を招いたからこそ、信頼回復の責任も果たさなければならない。政策論議を聞いてもらうことは、われわれに課せられた責任のひとつです」と語った。

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