体操男子でパリ五輪3冠の岡慎之助(20=徳洲会)が、星槎国際横浜高で同級生だった、フィギュアスケート男子で北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)について言及した。
自身より先に五輪で活躍していた鍵山について「自分も優真みたいにならなきゃ」と刺激を受けていた中、パリ五輪で団体総合の優勝に貢献すると、個人総合でも頂点に立ち、ニューエースとして名乗り上げた。
5日には、種目別の平行棒で銅メダルに獲得すると、本人も驚く鉄棒での金メダルとなった。岡は「まさか鉄棒で取れるとは思っていなかった。なんか喜びづらいというか、杉野選手に金を取ってほしい思いがあったので、喜んでいいかわからない気持ち」と語った。
鍵山については「僕の方が〝先輩〟になったと思う。金メダルの? はい」と笑みを浮かべた。今後も互いに刺激を受けたりする関係性は続いていきそうだ。