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【柔道】英雄リネールにも…誹謗中傷が続出「卑怯な手段の金メダル」「出来レースのルーレット」

東スポWEB 2024年8月6日 3時48分

パリ五輪柔道男子100キロ超級と団体で金メダルを獲得したフランスの国民的英雄、テディ・リネールに対し、誹謗中傷が殺到している。

リネールは100キロ超級で自身3度目の金メダルを獲得。その後、団体戦に出場し、斉藤立(JESグループ)に一本勝ち。さらに3―3から代表戦の階級を決める際、デジタルルーレットの抽選で90キロ超級が出たため再登場。大歓声の中で再び斉藤を下し、フランスの金メダルに貢献した。一方で、デジタルルーレットではフランスに〝有利〟な階級が出たため、疑惑のルーレットとして物議を醸した。

国民からの期待に見事に応えたリネールだが、SNSは大荒れだ。日本語、英語などで「フランスの出来レースに失望しました。試合はもちろん、ルーレットもそう。フランス人の品のないブーイングも」「オリンピック史上最も恥ずかしい柔道チャンピオン」「こんな卑怯な手段で掴んだ金メダルは最高ですか?」「あのルーレットを作ったの?」と批判や中傷が。

また、100キロ超級準々決勝ではジョージアのグラム・ツシシビリと〝乱闘〟となったが、処分を下されたのがツシシビリのみとあって「グラムに対する振る舞いは挑発的で、男らしくない振る舞いでした。あなたの男らしくない行動がメダル獲得のチャンスを台無しにした。負けている相手をあざけ、そして挑発は自分自身を示す。ジョージア人は決してそんなふうに振る舞わない」と、ジョージアからの非難の声も続いている。

今大会の主役になったリネール。試合は終わったが、波紋が広がっている。

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