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【ロッテ】佐々木朗希「超逆転V」へフル回転か 首位ソフトバンク戦級に重要な〝9月の13試合〟

東スポWEB 2024年8月6日 5時17分

まだ諦めるわけにはいかない。パ2位のロッテが〝ミラクルV〟のわずかなチャンスを虎視眈々と狙っている。

6日から首位ソフトバンクとの本拠地3連戦(ZOZOマリン)を迎えるが、両軍の差は絶望的な10ゲーム。それでも小島、メルセデス、佐々木の登板が見込まれる先発3枚で難敵を叩き、その差を少しでも詰めたいところだ。

ソフトバンクとの直接対決は、今回の3連戦を含めて残り3カードと10月4日最終戦の計10試合。本拠地6戦、敵地4戦のこの直接対決を6勝4敗以上の星取りで乗り切ることが逆転Vへの条件となってくるだろう。

その上で球団OBからは「ロッテにとって今シーズンのカギはやはり、ここまでストレートの14連勝で勝ち越しを決めた西武戦になってくる。残り試合でも、いかにこの対戦を落とさないかがポイントになってくる」との声が上がっている。まだ11試合を残す西武戦の勝敗が、逆転Vへのキーポイントとなりそうな気配だ。

ロッテにとって今の西武は開幕から6カード負けなしの14連勝中だけに、いわば〝白星配給チーム〟。次の西武戦は27日から本拠地3連戦が組まれている。お得意さま相手に3連勝で乗り切り、次カードのソフトバンク3連戦(30日~9月1日・ZOZOマリン)を迎えたいところだ。

9月13日から30日までの13試合では西武戦が8戦も集中している。ここも無難に全て白星をつかめれば、流れは一気にロッテに傾く。

また、今月1日の西武戦で約2か月ぶりの復帰登板を5回3安打1失点の勝利で飾り、6勝目を挙げた佐々木の今後の起用法も、勝負の分かれ目となりそうだ。同戦後の佐々木は「残りの試合は全部勝つつもりで、1試合1試合投げていきたい」と〝全勝宣言〟。その心意気を買って吉井監督が令和の怪物をミラクルVのキーマンとし、勝負どころの大事な試合で惜しみなく投入していく可能性は十分ある。

弱い西武を相手にきっちりと取りこぼしなく勝ち切り、佐々木が「名誉挽回の活躍」を見せれば、ロッテの奇跡は現実になるかもしれない。

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