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【スターダム】上谷沙弥「みんな私に夢中みたいね」 闇落ち批判 & 5★STARへまたも毒舌

東スポWEB 2024年8月6日 6時2分

女子プロレス「スターダム」の〝闇に落ちた不死鳥〟上谷沙弥(27)が暴言連発だ。7月28日の札幌大会で極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」に電撃加入。4日浜松大会の闇落ち初戦では、反則ざんまいのラフファイトで元「クイーンズ・クエスト(QQ)」メンバーに別れを告げた。いったい何がしたいのか。賛否両論を呼んでいる渦中の上谷を直撃した。

2019年8月10日にデビューした上谷は、21年12月にワンダー王座を初戴冠。同王座の最多連続防衛記録「V15」を樹立するなど団体のスター街道を歩んできたが、デビュー6年目を迎える直前に闇に落ちた。

3日の会見には全身黒ずくめの格好で登場し、記者の質問にも「黙れ、クソ!」と回答を拒否。4日の浜松大会ではAZM、天咲光由の髪をつかみ、顔面を何度も踏みつける暴挙を働いた。さらには苦楽をともにした元QQメンバーに「永遠にさようなら」と完全決別を告げた。

〝あのころ〟の上谷はどこに行ってしまったのか。恐る恐る本人に話しかけると「何だよ。うぜえな、いつも。この前の会見もくだらない質問してきて、何なの?」と気だるそうににらみつけてきた。辛抱強く質問を続ける記者にイラ立ちながらも、しぶしぶ取材に応じ「これがフェネクスクイーン」と爪を見ながらヘイト入り初戦を振り返った。フェネクスとは上谷の異名である不死鳥(フェニックス)の悪魔。クイーンについては「…特に意味はない」と目をそらした。

ただし、これまでとは別人のように言葉遣いが荒くなり、ラフファイトを繰り出す上谷の豹変ぶりにファンから支持する声もあれば「無理してるように見える」などと否定的な意見も寄せられている。賛否両論が渦巻いているが、本人は「みんなすっかり私に夢中みたいね。手のひらで転がされちゃって。フフフ」と不敵に笑うばかりだ。

10日に横浜武道館で開幕するリーグ戦「5★STAR GP」では「ブルースターズBブロック」にエントリー。同ブロックの選手について「世羅りさ? 青髪の鬼。鹿島沙希…逃げ腰ババァ。羽南…落ちぶれたシンデレラ。八神蘭奈? 相手にならない」とそれぞれに異名をつけて高笑い。

22年大会の公式戦で敗れた鈴季すずの実力だけは認めつつも「最近ギャルになったみたいだけど、なんか落ち着いちゃってるよね? 私はプロミネンスにいた時の方が、荒れ狂ってて面白かったのにな」と残念そうな様子。それでも「まぁ、すずとは今までとはまた違う狂気な戦いができるんじゃないかな」と舌なめずりだ。

「お前たちに去年の5★STAR以上の最大の悪夢を見せてやるよ」。昨年大会は開幕戦で左ヒジを脱臼し、残り全戦は不戦敗になった。だが、今年は違う。悪に染まった不死鳥が真夏の祭典を乗っ取る。

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