アーティスティックスイミング(AS)のチーム・テクニカルルーティン(TR)が行われ、日本は284・9017点で3位。2大会ぶりのメダル獲得へ向けて、好スタートを切った。
日本は比嘉もえ、木島萌香、安永真白(以上、井村ク)、小林唄、和田彩未(ともに長野ク)、佐藤友花(ジョイフルAC)、島田綾乃(みえASC)、吉田萌(ザ・クラブピア88)が「雷」をテーマにした力強い演技を披露した。ただ、難度が認められずに得点が伸びず、253・6617点。出場10チーム中6位と出遅れた。
ところが、その後に技の評価をめぐって日本チームが異議を申し立てると、得点が30点以上も大幅にアップ。首位の中国、2位のスペインに次いでメダル圏内の3位に〝急浮上〟した。
主将の吉田は今大会へ向けて「メダル獲得は手に届くところにあると信じている。悔いなくメダルに進んでいきたい」と話していたが、上々の滑り出しとなった。
マーメイドジャパンが、6日のフリールーティン(FR)、7日のアクロバティックルーティン(AR)でも好演技を見せて表彰台を目指す。