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玉川徹氏が五輪の日本開催浮上に注文 IOCは「ぼったくる側」「本当にできるのか」

東スポWEB 2024年8月6日 11時37分

コメンテーターの玉川徹氏が6日、「モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。国際オリンピック委員会(IOC)が近い将来、再び日本で五輪開催を示唆したことに難色を示した。

現在、開催中のパリ五輪で各国の選手らから運営の問題が指摘されるなか、3日に記者団の取材に応じたIOCのクリストフ・デュビ五輪統括部長は、「日本が開催を検討するかは分からないが近い将来、また冬季大会などの開催地になるだろう」と、再びの日本開催の可能性を示唆。これにSNSなどでは「なんでまた日本?」「一切お断り」といった、拒否反応が多数投稿された。

こうしたことを受けて、タレントの長嶋一茂は「未来永劫、日本でやらないっていうような議論にすることはない」とした上で、「IOCだのJOC(日本オリンピック委員会)だの、お金の面でかなり不透明で、いろいろあったじゃないですか。お金の部分でこういうところに使ってますとちゃんと国民に見せられないと、税金使ってるんだからそれはやっちゃダメだと思いますよ」と指摘。

弁護士の菊間千乃氏も「東京五輪のときもIOCがこう言ってるから何も変えられません、みたいに押しつけられてるような感じ」と指摘した上で、その状態で再び日本開催になることには「それがまた来るとなると、(日本国民は)ちょっとっていう感じになるのかな」と話した。

一方、玉川氏はIOCのバッハ会長が〝ぼったくり男爵〟と呼ばれていたことを引き合いに、「IOC側からすれば、批判を恐れずに言うと『ぼったくる側』からすれば、また東京で日本でって考えるんだろうけど、ぼったくられる方は、もう…って感じでしょうね」と、国民の声をズバリ代弁。未来永劫、日本で五輪開催しないってことではないとしつつ、今後、人口減少と高齢化率が高まる日本で「あれだけのお金をかけて五輪を呼ぶことが本当にできるんだろうか」と疑問視した。

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