Infoseek 楽天

手塚治虫、黒澤明、アントニオ猪木ら成功者に共通の筆跡あり マネすれば本人に近づける?

東スポWEB 2024年8月6日 12時11分

成功者に共通する筆跡があり、その筆跡をマネすることで成功者に近づくことができる? 筆跡仕事人・芳田マサヒロ氏が新著「成功者の筆跡 トップ0・1%の筆跡を診断して、わかったこと」(真田HFA、発売中)で提唱している。

筆跡診断の特長は、歴史人物も直筆が残っていれば人間性が分かるという点だ。現在の成功者だけでなく、歴史上の成功者までも診断できる。

芳田氏は、新札の渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎、旧札の福沢諭吉、野口英世をはじめ、実業家の松下幸之助、稲盛和夫、芸能界の石原裕次郎、美空ひばり、漫画家の手塚治虫、映画監督の黒澤明、プロレスラーのアントニオ猪木、日本のシンドラーこと杉原千畝、尼僧の瀬戸内寂聴など、日本の礎を築いてきた22人の名だたる成功者たちの筆跡を分析した。

成功者の筆跡について、芳田氏は「例えば、『口(くち)』という字。右上は角ばるのが本来の正しい書き方ですが、本書で取り上げた成功者のなかに『角型』と認められる人が一人もいなかったのは、長年筆跡を研究してきた筆者にとっても新鮮な驚きでした。成功者は型にはまらず発想が自由奔放、進取の気性に富んだクリエーター気質の『丸型』が多い」と説明する。

また「筆者がもっとも意表を突かれた、成功者に共通する筆跡特徴のひとつとして『散開点型』があります。『散開点型』とは、『黒』の『灬』(連火)や『小』の左右の点が大きく外に開いた書き方。『私を見て!』と両手を広げるように大きく点を広げるところから、派手な社交性を表し、どちらかというと芸能向きのイメージで、成功者のイメージとはかけ離れていました。これが成功者の書きグセに多く見られたのは、本当に意外でした」と指摘する。

著書では、ジャンルの垣根を越えて共通する“成功者の書きグセ”があることを見いだし、その書きグセをマネることで、各人が思い描く成功者になることができる「筆跡の成功法則」を収めている。

この記事の関連ニュース