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【バレーボール】小野寺太志に対して誹謗中傷が深刻化 批評の域を超え差別的発言まで発展

東スポWEB 2024年8月6日 17時32分

誹謗中傷を受けていることを明かしたパリ五輪のバレーボール男子日本代表の小野寺太志(28)に対して、差別的発言まで寄せられる深刻な事態が明らかになった。

小野寺は第5セットの15―14とマッチポイントを迎えた場面で、痛恨のサーブミス。これで同点を許すと、一気にイタリアに逆転を許して日本は悪夢の8強敗退を喫した。

すると試合後に、小野寺に対して批判が殺到。プレーに関する批評の域を超えて、誹謗中傷にまで発展。小野寺は自身のSNSで「一部の方からの誹謗中傷もコメントやDMに届いていますが、僕があの場面でミスをしてしまったのも事実ですし、そのような意見があるのも仕方のない事だと思います」と悲痛な思いを明かしていた。

しかし誹謗中傷にとどまらず、事態はさらに深刻化している。小野寺の公式SNSに、国内や海外から差別的発言まで投稿される状況になっていることが判明。小野寺をめぐる誹謗中傷問題は深刻な状況となっている。

スポーツ界では、サッカーの森保ジャパンで1~2月に行われたアジアカップで、GK鈴木彩艶(パルマ)が大会中にSNSで差別的発言を受けたことを公表。日本サッカー協会は、当時の田嶋幸三会長が法的措置も検討する方針を示した。

誹謗中傷や差別的発言は決して許されないだけに、小野寺を守るための対応が早急に迫られそうだ。

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