競泳男子でパリ五輪日本代表の瀬戸大也(30=CHARIS)が6日、羽田空港に帰国し、今後の去就について語った。
パリ五輪では200メートル個人メドレー、400メートル個人メドレーに出場した瀬戸はいずれも7位。2016年リオデジャネイロ五輪での銅以来のメダル獲得とはならなかったが「一生懸命、全力で2種目戦い抜けたので気持ちよく帰ってこれたかな」と充実の表情を浮かべた。
泳ぎの内容にも満足しているようで「本当に自分が納得するレースができた。清々しい思い」と強調して大会を総括した。
気になる今後の競技人生について言及。「もし次、ロス五輪を目指すとなったら自分が35歳になる年。相当な覚悟がこの4年間で必要になる」と年齢面での難しさを指摘。続けて「まずは応援してくださったスポンサーと結果報告やいろんな話をして、もう少し考えたい」と現役続行か引退かの明言は避けた。
日本の競泳界を支え続けたスイマーはどんな選択をするのか注目が集まる。