Infoseek 楽天

【サーフィン】〝旭日旗〟騒動のロビンソンが銀メダル獲得 大会前の使用撤回乗り越え快挙

東スポWEB 2024年8月6日 18時18分

パリ五輪のサーフィン男子決勝が6日に行われ、〝旭日旗サーフボード〟騒動が話題になったオーストラリア代表ジャック・ロビンソンはカウリ・バースト(フランス)に敗れるも同国初となる銀メダル獲得の快挙となった。

ロビンソンをめぐっては、旭日旗柄のサーフボード使用に関する騒動が話題に。大会直前に、今大会で使用するために準備していた旭日旗柄のサーフボードの画像を自身のSNSに投稿すると、韓国代表のソン・ミン監督と大韓体育会がオーストラリアオリンピック委員会に正式抗議。ロビンソンは「今大会では使用しない」と同委員会に回答し、使用を撤回する事態となっていた。

思わぬ騒動に巻き込まれたロビンソンだったが、大舞台では不安を吹き飛ばす躍進。オーストラリアメディア「ABCニュース」はその様子を伝え「大会序盤、彼はオリンピックで最も高得点の波の一つを演出し、16強で世界ランキング1位のジョン・フローレンスを撃破した。ロビンソンは、オーストラリア人同士の準々決勝ではイーサン・ユーイングを破った」と破竹の快進撃を見せた。

頂上決戦では力負けしたものの、オーストラリアサーフィン界で最高成績となる銀メダルを獲得。騒動の影響をはね返し、強じんな精神力でロビンソンが悲願のメダルを手にした。

この記事の関連ニュース