肺がんを告白したユーチューブチャンネル「令和の虎」を主宰する岩井良明社長が６日、「令和の虎 ＣＨＡＮＮＮＥＬ」を更新し、闘病生活に密着する「終活の虎」シリーズを開始した。
岩井氏は１日に肺がんで、既に他の臓器に転移していることを明かし、衝撃が走った。生きざまを見てほしいと「終活の虎」として、密着の１回目となったこの日、岩井氏は「肺がんはステージ４Ｂだった。脳の検査に行って、来週から抗がん剤治療が始まる」と報告した。
病院での治療のほかに民間療法で、温熱療法や１日１万３０００円、月４０万円かかる薬、さらに祈祷など、がんに効き目があると勧められたことにチャレンジしているという。薬を飲み始めたところ、ひどかった咳も収まったという。
岩井氏のがん告白に関係者や令和の虎の社長陣からお見舞いや激励が相次ぎ、元２ちゃんねる管理人のひろゆき氏からは「司会でもなんでもやります」と連絡が来たといい、さっそく、ひろゆき氏の司会で番組を収録する予定だという。
またかつて「マネーの虎」で共演した、ラーメン店「なんでんかんでん」の川原ひろし社長からも連絡があったという。２人は確執が取りざたされ、岩井氏は「まったく連絡を取っていなかった」と絶縁関係になっていたが、「多分、南原（竜樹）さんが言ってくれたと思う。何年かぶりに川原さんと連絡が取れたのも良かった」と往年の虎人脈も復活し、ほおを緩ませた。
仕事漬けから一変しての闘病生活では「何にもやることがない。助けて」ともこぼし、「オリンピックと野球。大谷翔平君の試合と最弱のわがチームの試合を見るぐらいしか楽しみがなくて…」と中日ファンで知られるだけに最下位に沈んでいるものの応援は欠かしていないという。