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【阪神】岡田監督 逆転のチャンスで空振り三振の梅野にあきれ顔「当てにいけへんもんな」

東スポWEB 2024年8月6日 23時23分

阪神は6日のヤクルト戦(神宮)に、4―5でサヨナラ負け。首位・広島とのゲーム差は2・5に広がった。

4―4の同点で迎えた9回に悪夢が待っていた。先頭・増田をカウント2―1と追い込みながらも、4球目の内角の直球を中前打とされると、一死二塁から長岡を四球で歩かせた。さらにオスナをフルカウントから空振り三振に仕留めたが、4番・村上に7球目の甘く入った直球を中前にはじき返され、ゲームセット。岡田彰布監督(66)は「まだオマエな、後ろでもええんやから、満塁にしても。追い込んでのな、先頭(の増田)やな。あんな甘い球、インコースまっすぐやもんな。打順的にもちょこちょこくるの見えてるわけやから」と指摘。夏場で疲れもたまる時期ではあるが、「岩崎はそんな投げさせてないよ。石井とか桐敷に比べたら」と顔をしかめた。

ここまで好投を続けていた先発・才木も1―1で迎えた4回に山田の9号3ランを浴びるなど、6回115球を投げて10安打4失点と苦しんだ。指揮官も「球数も多かったしな、フォークも全部見切られとったからなあ。(対ヤクルト防御率3・60と6球団ワーストは)なんかあるんやろなあ」と首をかしげた。

さらに、打線も佐藤輝の適時打、9号2ランこそ飛び出したが、初回は大山が遊併殺、2回には梅野が三併殺に倒れるなどチームは今季ワーストの4併殺。8回には4―4の同点に追いつき、なおも一死一、三塁と逆転のチャンスをつくったが、梅野が空振り三振に倒れるなど、攻撃も繋がらなかった。虎将も「大事なところで三振はアカン。ランナー溜ってもな、ちょっと強引にいきすぎよ。みんな引っ張ってのゲッツーやろ、ヒットでてるからそうなるんやろな」と語気を強めた。

中でも、梅野には試合前にも声をかけていた岡田監督。「一二塁間に打て言うてんのに。1発もいかんかったな。あの打席でも言うたけどな。振るからな、当てにいけへんもんな」とあきれ顔で振り返っていた。

最下位・ヤクルトに敗れ、2位浮上とはならず。首位・広島が8月負けなしと絶好調なだけに、明日こそ快勝で飾りたいところだ。

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