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【卓球】早田ひな 隠さない団体金への〝覚悟〟「私はちょっと頑張るところが1個増えたけど…」

東スポWEB 2024年8月7日 7時18分

卓球女子のエース・早田ひな(日本生命)が〝不退転の覚悟〟を示した。

パリ南アリーナで行われた団体戦準々決勝(6日=日本時間7日)では、第1試合のダブルスに平野美宇(木下グループ)とのペアで出場。危なげない戦いでストレート勝ちを収めると、チームも3―0で快勝して準決勝進出を決めた。シングルスで痛めた左腕の状態が心配されていたが「昨日よりは良くはなっている」と自己分析し「まだ100%には遠いけど、いろんな方が時間かけて治療してくれている。それに応えられるようにしっかり自分自身もケアを行っていきたい」と展望を語った。

2月の世界選手権団体戦では、決勝で中国に2―3と惜敗。パリ五輪でのリベンジに燃える大黒柱は「腕がどんな状態であれ、目指すところは3人とも金メダルを取ること。自分自身がそこから逃げたらいけない。その目標を持っているからこそ、どんなケアでも、どんな痛みにも耐えたり、治療もしてもらっている」と明かす。

その上で「もちろん結果を出すことが一番だが、そういった治療をやることで自分が試合に懸けていることをチームメイトにわかってもらうことで『ひなちゃんが頑張っているんだったら…』という気持ちも持ってもらうことは必要だと思うし、3人で頑張っていけたら。私はちょっと頑張るところが1個増えたけど、そういった気持ちを忘れず、そして、できることを最大限やって結果でも恩返しできたら」と力を込めた。

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