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【甲子園】智弁和歌山主将・辻旭陽が選手宣誓 3分かまず「100回を超えるくらい練習した」

東スポWEB 2024年8月7日 11時11分

第106回全国高校野球選手権大会の開会式が7日に甲子園球場で行われ、晴れ晴れとした天気の中、出場49校の選手が行進した。

智弁和歌山の辻旭陽主将(3年)が選手宣誓を務め、「僕たちには夢があります。ここ、甲子園で日本一になることです。100年前、ここに甲子園が誕生し、それ以来、全国の球児がここでプレーすることを夢見てきました。いつしかここ、甲子園は聖地と呼ばれるようになりました。あれからちょうど100年経った今、僕たちはここに立っています。この聖地で、思う存分プレーできることに感謝を忘れず、僕たちのプレーが多くの人に希望と、勇気と、感動を与えられることを願って、全力でプレーすることを誓います」と宣言した。

およそ3分にも及んだが、ひと言もかまずに終えると、球場に詰め掛けた観客からは大歓声が沸き起こった。辻は「ほんとに緊張したんですけど、自分の伝えたいことをしっかりと伝えることができて良かったと思います」と安堵の表情を浮かべた。前日5日の開幕リハーサルでは選手宣誓で詰まってしまう一面も。「自分は本番に強いというのが分かっているので昨日の反省からもう1トーンゆっくりしようとか試行錯誤して今日の本番を迎えたので、しっかり言えるっていう気持ちはありました」と爽やかな笑顔で語った。

また、選手宣誓の練習について聞かれると「もう正直、緊張しすぎて寝られなかったんで、ずっといろんな方々に指導や手伝ってもらって練習していました。100回は超えるぐらいずっとこの選手宣誓だけを練習してきました」と成功秘話を熱く語った。

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