パリ五輪閉会式(11日=日本時間)の入場チケットが、1600ユーロ(約26万円)の高額カテゴリーを中心に売れ残っていることが話題になっている。
閉会式は人気ハリウッド俳優のトム・クルーズによる生スタントなど華々しい演出が多数予定されており大きな注目を集めているが、意外な事実が明らかになった。まだチケットが完売となっていないのだ。
フランス紙「キャピタル」は「閉会式にはまだ空きがある。しかし、異常な価格に注意して」と題して、チケットの売れ残りを批判的に報じた。
同紙によると、最も安い45ユーロ(約7200円)のチケットは売れているが、それ以外のカテゴリーは高額なこともあり売れていない席もある。「1600ユーロという価格の上位カテゴリーが残っている。250ユーロ(約4万円)もまだ枠が残っていた」と指摘している。
世界的なビッグイベントにもかかわらず、満員とならないまさかの事態が起きるのか。強気な価格設定が裏目に出るかもしれない。