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【卓球】ラケット折られた王楚欽にわざとぶつかったスウェーデン記者が出禁「職業倫理違反」=中国報道

東スポWEB 2024年8月7日 19時52分

パリ五輪で卓球男子中国代表の王楚欽に、わざとぶつかったとしてスウェーデン人女性記者が出禁処分となった。

王は混合ダブルスで金メダルを獲得後に自身のラケットを報道陣に折られて騒動に。世界ランキング1位の実力者だが、その直後のシングルス2回戦で予備のラケットでの戦いを強いられてまさかの敗退を喫していた。

そうした中で、王がまた騒動に巻き込まれた。

中国紙「北青体育」などは、卓球の会場内で王に向かっていきわざと体当たりしたとして、スウェーデン人の女性記者が出入り禁止処分になったことを報じた。

「男子シングルスの試合でスウェーデンの選手に負けた後、王はフィールドを去る際にスウェーデン人の女性記者に故意にぶつかられた。スローモーションを見ると、女性記者と王はもともと同じルートを通っていなかったことがわかるが、王が近づいてくるのを見て、わざと王に向かって歩いてぶつかったのだ」とその状況を説明した。

「女性記者の行為は職業倫理に違反しただけでなく、オリンピック精神を傷つけた。競技会場への入場禁止という処分は、このような不適切な行為に対する警告であるとともに、競技の正常な秩序と選手の権利利益を守るものでもある」と同紙は大会主催者による処分理由を伝えた。

また、この出禁騒動とラケットの件との関連についても言及。「この前に王のラケットがカメラマンに踏まれた。現時点では、女性記者がさらなる処分を受けるかどうかについては発表されていない。王のラケット踏みつけ事件については、引き続き捜査が必要であり、放置するわけにはいかない」とこの女性記者がラケット破壊騒動の犯人かどうかも含めて事情聴取が行われる見込みだ。

スウェーデン人女性記者の出禁騒動は物議を醸しそうだ。

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