巨人の坂本勇人内野手(35)が完全復活だ。
7日の広島戦(東京ドーム)に「6番・三塁」でスタメン出場をした坂本は、2回の第1打席に中前打、4回の第2打席に左前打とマルチ安打を放つと、6回の第3打席で左翼線二塁打と猛打賞をマークした。
坂本の猛打賞は189回目となり歴代2位の川上哲治氏の194回まであと5回となった。歴代1位は張本勲の251回。
坂本は一死一、三塁で併殺崩れの間に2点目のホームを踏み先発・グリフィンを援護。4日のヤクルト戦(東京ドーム)では一軍復帰後、初の適時打を放ち、「一試合、一試合がすごい大事なので。今日みたいにね、いい所で1本出るだけでもいいと思うので、頑張ります」と話していた。不振により二軍降格も経験した背番号6の打撃の調子がいよいよ上がってきた。