パリ五輪のスポーツクライミング男子複合予選でリードが7日に行われ、優勝候補の楢崎智亜(28)が決勝進出を逃した。
楢崎は高度を伸ばせないまま早い段階で落下してしまい、リードでは14位の12・1点と低迷。合計66・5点の10位となり、上位8人による決勝進出はならなかった。
楢崎は「もっと行きたかったけど、点が稼げなくて大失敗しちゃいました」と悔しさをあらわにした。
楢崎は金メダル候補と期待されて予選前半のボルダーも2位で通過したが、まさかの落とし穴。衝撃の敗退にファンからは悲鳴が上がっている。
SNS上では「楢崎智亜は準決勝で敗退しちゃったのかぁ。まさか度で言ったら須崎優衣の次くらいだわ。阿部詩ちゃんは女子軽量級のスタイル的にあんなこともあるとは思ってたけど」との指摘も。前日6日にはレスリング女子で連覇を狙った須崎優衣(キッツ)が1回戦で敗れる波乱が起きており、連日にわたって日本勢の衝撃敗退劇が続いている。