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自民党・木村次郎衆院議員が元秘書へのパワハラの一部を認め謝罪 赤信号で「行ってしまえ」

東スポWEB 2024年8月7日 21時58分

自民党の木村次郎衆院議員は7日、私設秘書だった男性がパワーハラスメントを受けたとする訴えの一部を認め、謝罪した。

私設秘書だった男性は今年7月8日に採用されて、青森県弘前市の事務所に勤務。ストレスによる体調不良で5日間で退職したという。

同党関係者によると、男性は6日に青森県庁で開いた会見で、木村氏は男性が運転する車に乗った時、赤信号で「行ってしまえ。時間がもったいない」と強要。運転席から後部を叩いたこともあったという。

木村氏は威圧的な言動など一部を認め「深く反省している」とコメントを発表した。

党内では9月の総裁選に向けてムードが盛り上がるなかで起きた木村氏のパワハラ事案に大きなショックを受けている。

木村氏は防衛大臣政務官だった2022年8月31日に元自衛官の五ノ井里奈氏から性被害やセクハラについて第三者による公正な調査に係る要望書を手渡されている。

「当時、木村氏はセクハラは防衛省自衛隊で決してあってはならないと、五ノ井さんの被害を調査した上で厳正に対処する考えを示していた。しかし今回、ご自身が秘書にハラスメントしていたら世話がないですよ」と同党関係者はあきれかえった様子で語った。

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