ボートレース平和島の「第38回東京スポーツ賞」が7日に開幕した。
大塚康雅(30=東京)は初日9R、4コースから最内を差して3着を確保。「足は悪くないけど、まだ良くなる余地がある。回ってから直線へのつながりを求めてペラ調整する。平和島は地元だけど、最近は調整が合わない時が多い。何とか合わせたい」と機力アップを見込んでいる。
発奮材料は多い。「同期の入海馨が芦屋のGⅠ(開設72周年記念)を優勝したのが刺激になった。高校の同級生の久永祥平も江戸川で初優勝したし、自分も負けずに頑張らないと」と気合が入る。さらに「3歳の子供が、父親がボートレーサーだということを分かってきている。子供にもカッコいい姿を見せたい」とキッパリ。悲願のデビュー初Vへ――。まずは機を仕上げる。