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【ソフトバンク】小久保監督「これで3回連続か…」大津亮介が勝てなくなった原因を指摘

東スポWEB 2024年8月8日 0時7分

パ・リーグ首位を快走するソフトバンクは7日の2位ロッテ戦(ZOZOマリン)に2―6の逆転負けを喫した。初回に栗原が11号2ランを放ち、幸先よく先制。だが、直後に先発・大津亮介投手(25)がポランコに18号3ランを被弾するなど4点を失い、すぐさま逆転を許した。試合は終盤まで両軍ともに投手陣が踏ん張ったが、8回にロッテが2点を追加して勝負あり。ホークスは打線が3併殺を記録するなど流れを奪い返せなかった。

点の失い方が悪かった。難敵左腕・メルセデスを相手に願ってもない初回の先制攻撃。その裏に先頭から連打を許し、大砲に逆転弾を見舞った展開が流れを完全に手放した。

大津は4回67球で降板となり、6月29日に6勝目を飾って以降、白星をつかめず6敗目。先発転向1年目で球宴出場を果たした右腕が壁にぶち当たっている。先月20日の西武戦は初回に3失点、同31日の楽天戦は2回に3失点。この日を含め、序盤の複数失点が目立ち、いずれもチームは敗れた。

試合後、小久保監督は「これで3回連続か。初回3点、2イニング目に3点、今日(初回に)4点。なかなか7月以降、勝ち星がすべてではないけど、勝ち星がついていないっていうのはそういうことでしょうね」と、点の奪われ方が白星を遠ざけている要因の一つと分析した。

期待は変わらず大きい。指揮官は続けざまに「でも、今を乗り越えないと。こういうのがあって、来年以降『夏場に向けてどういうことをやっていったらいいか』というところに気づけると思うんで。故障じゃない限り、過保護にはしたくない」と言い切った。

25歳右腕は、突き抜ける存在となれるか。

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