パリ五輪ゴルフ女子初日（ゴルフ・ナショナル＝パー７２）、五輪初出場の山下美夢有（２３＝加賀電子）が２バーディー、１ボギーの７１で回り、１アンダーの７位発進となった。
３番パー５で初バーディー。続く４番パー４をボギーとしてしまうが、５番パー４で取り返す。その後はバーディーが遠い展開となってしまい、最終１８番パー５で池越えの２オンを成功させたものの、３２メートルが３パットとなるなど結局すべてパー。チャンス決め切れなかったとはいえ、堅実なゴルフでアンダーパーでまとめた。
この日は地元フランスのセリーヌ・ブティエが、７アンダーの首位とロケットスタートを切ったが、２位以下は混戦。４アンダーで２位のアシュリー・ブハイ（南アフリカ）との３打差、２アンダーで３位のリリア・ブ（米国）らとの１打差は、悪くないスタートだ。ショットは安定しているだけに、チャンスでパターが入ってくれれば、金メダル争いもありそうだ。
一方の笹生優花（アース製薬）は、２バーディー、５ボギー、１ダブルボギーの７７と苦しみ、５オーバーの４６位と出遅れた。