イェール大学アシスタント・プロフェッサーの成田悠輔氏が「X」(旧ツイッター)を更新。日本人の労働意識の変化について投稿した。
成田氏は勤勉なイメージのある日本人について、1980年以降の労働時間のグラフを貼付し「『日本人はよく働く、労働時間が長い』ってイメージがあるけど、それは昭和の日本昔ばなし」と指摘。
続けて「90年頃から労働者一人あたりの労働時間は下がりまくってて、今ではOECDの平均以下。遊んでばかりなイメージがあるイタリアやスペインよりも少ない。日本人は単純にがむしゃらさを失ったのかもね」と、かっての勤勉さを失いつつある、との見方を示した。
ただ、この投稿には「パートタイム労働者の割合が13・6%から25・1%に増加したため、計算上1人当たりの労働時間は減少した形」「一般労働者(正社員)における労働時間は4%しか減っていない」といった主旨のコミュニティーノートが付き、フォロワーの間でも賛否を呼んでいる。