ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が7日(日本時間8日)、本拠地でのフィリーズ戦で今季初めて退場処分となった。
場面は4―3と1点差に追い上げられた6回の守備。無死二塁のピンチでマーシュの送りバントをK・ヘルナンデスが処理し、三塁のベースカバーに入った遊撃手のロハスに送球した。ロハスはバックステップを踏むように下がりながら、滑り込んできた二塁走者のボームにタッチした。
タイミングとしてはアウトのようだったが、三塁塁審はロハスの足が走塁妨害に当たるとして「セーフ」の判定を下すと、激高したロバーツ監督はベンチを飛び出して猛抗議。球審は抗議を制するようなジェスチャーも見せたが、ロバーツ監督は激しい口調と身ぶり手ぶりで抗議を続け「退場」が宣告された。これに球場内は大ブーイングが起きた。
SNS上では「怒るの当然」「どこが走塁妨害だ」「今のとこがコリジョンだよ」「妨害には見えなかった」「タイミングは完全にアウト」「カンカンに怒ってる」などとロバーツ監督に同調する声が多く投稿されている。