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大谷翔平は5打数無安打 これで9打席連続無安打で打率3割2厘に急落 チームも連敗

東スポWEB 2024年8月8日 14時27分

ドジャースの大谷翔平投手(30)は7日(日本時間8日)に本拠地ロサンゼルスでのフィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5打数無安打だった。打率3割2厘。チームは4―9で逆転負けして2連敗。

相手先発は新人右腕のフィリップス。1点を追う初回先頭は1ストライクからの2球目、真ん中低めの81マイル(約130キロ)のカーブを引っ掛けて二ゴロ。一塁手ハーパーの足が離れたとして「セーフ」がコールされたが、ビデオ判定で「アウト」に覆った。

2―1の3回無死一、二塁は1ボールからの2球目、内高めの92・9マイル(約150キロ)のフォーシームを強打。右前に抜けようかという痛烈なゴロをハーパーに横っ飛びで好捕された。走者はそれぞれ三塁と二塁に進み、二死後にフリーマンの左前打で2者が生還し、4―1とリードを広げた。

4回一死無走者はカウント1―2からの5球目、内角高めの92・1マイル(約148キロ)のフォーシームに窮屈なスイングを余儀なくされ、二飛に倒れた。

3―2の6回表無死二塁でマーシュの三塁前へのバントを捕ったE・ヘルナンデスが三塁にカバーに入った遊撃手ロハスへ送り、タッチアウト…。しかし、ロハスの左足が走塁妨害とされてセーフに。三塁塁審に抗議したロバーツ監督が退場を宣告された。続くリアルミュートの三ゴロで同点。二死満塁で登板した3番手ケリーが暴投で勝ち越し点を献上し、シュワーバーにこの日2本目となる26号3ランを右翼席に運ばれた。

4点を追う7回無死一塁は3番手の左腕アルバラドと対戦。1ストライクからの2球目、外角低めの94・1マイル(約151キロ)のカットボールを当てただけの遊ゴロ、併殺を阻止するのがやっとだった。

空席が目立つ9回一死一、二塁に5打席目が回って来た。マウンドは5番手の右腕マルテ。1ボールからの2球目、ほぼ真ん中の85・3マイル(約137キロ)のスライダーを打ち損じて三邪飛に倒れた。3連戦の初戦こそ34号を放ち3打数2安打2打点だったが、その後、自分のスイングをさせてもらえずに9打席連続無安打。打率も3割2厘に急落した。

試合前の時点でダイヤモンドバックスがガーディアンズとのダブルヘッダーで連勝、パドレスはパイレーツを延長戦の末に下していた中でフィリーズに連敗。2位で並ぶ両チームと3ゲーム差と予断を許さない展開だ。1日休養日を挟んで9日(同10日)から13連戦が始まる。左手骨折で離脱したベッツの復帰が見込まれる中、カギを握るのは大谷のバットだ。

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