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【陸上】〝美しきハードラー〟田中佑美に海外メディア大注目 バレエで鍛えた肉体美

東スポWEB 2024年8月8日 20時38分

【フランス・パリ8日発】陸上女子100メートル障害の田中佑美(富士通)に対し、海外メディアも熱視線を送っている。

フランス競技場で行われた敗者復活戦では、12秒89(向かい風0・2メートル)で1組2着となり、着順で準決勝進出が決定。「予選の順位と記録であれば、敗者復活戦がなければもしかしたら直で通過だったのかなと思ったけど、準決勝に進出することができたら五輪で3本走れる。なかなかないことなので、ラッキーと気持ちを入れ替えて走った」と安堵の表情を浮かべた。

田中はクラシックバレエに打ち込むなど、かねて宝塚歌劇団への憧れを抱いていた。高校3年時には宝塚音楽学校の願書を取り寄せほど。今年はオフにモデルにも挑戦。競技外でも注目を集める中で、レース後の取材では海外メディアが田中の写真を撮影する場面もあった。撮影禁止エリアだったため、関係者に注意を受けていたが、人気の高さをうかがわせた。

この日はロングタイツが見つからず、選手村で同部屋の福部真子(日本建設工業)から借りたという。「帰ったら洗濯します」と苦笑いを浮かべつつも、準決勝に向けては「私が好きなタータンだし、こんなにコンディションがいいのは、ここ数年であまりない」と手応えを口にした。

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