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【新日本・G1】新時代のエース・海野翔太が敗退決定「生意気なこと言って何一つ結果がついてこなかった」

東スポWEB 2024年8月8日 21時2分

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」8日横浜大会のAブロック公式戦で、海野翔太(27)がジェイク・リー(35)に5敗目を喫し、優勝決定トーナメント進出の可能性が消滅した。

ともに4敗同士、負けた方が優勝決定トーナメント進出の可能性が断たれるサバイバルマッチは、互いに一歩も譲らない意地の張り合いとなった。ジェイクの強烈なキックを浴び続けた海野は、ジャーマンで投げ捨てられながらもすぐさま立ち上がりブレイズブレイドを発射。打撃戦からローリングエルボーを放つと、変型デスライダーで攻勢に出る。

しかし正調デスライダーを防がれると、バックドロップからアルゼンチンバックブリーカーに捕獲される。FBSにカウンターのブレイズブレイドを合わせた海野は再びデスライダーを狙うがこれも決められない。ニーリフトからのハイキックに対し、ブレイズブレイドで応戦しようとしたところで、追走式のFBSを浴びてしまいついに3カウントを奪われた。

Aブロックではすでに勝ち点10以上の選手が3人いるため、5敗の海野はこれで脱落が決定。バックステージで横たわると「俺のG1は終わりか…? 俺の夏は終わったのか…? 口だけデカいこと言って、生意気なこと言って、何一つ結果がついてこなかった」とつぶやいた。

6月から腰の負傷で欠場し、ぶっつけ本番となったG1で結果を残すことができなかった。それでも海野は「納得いくわけねえだろ。予選敗退は決定的でしょう、今日の負けで。でも俺は負けてきた分の借りは絶対に返さないといけない。去年からずっと足を引っ張られてきたハウス・オブ・トーチャー、EVILだけは絶対に倒さなきゃいけねえんだ」と最終公式戦(12日、長岡)へ向け必勝宣言。「負けてたまるかよ、こんなところで。大の字にされた分、ジェイクには借りを返して大の字にしてやるよ。辞めて、辞めて、新日本に来たからっていいお思いできると思うなよ。この悔しさだけは絶対に忘れないからな」と、将来的なジェイクへのリベンジも予告していた。

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