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【レスリング】日下尚に金メダルのお祝い殺到「人間って反響が大きすぎるとフリーズしてしまう」

東スポWEB 2024年8月8日 21時2分

パリ五輪レスリング男子グレコローマン77キロ級で金メダルを獲得した日下尚(23=三恵海運)が8日、パリ市内でメダリスト会見に出席した。

2日間の激闘を制して7日(日本時間8日)に歓喜の瞬間を迎えた日下は、金メダルから一夜明け「昨日(7日)は現実かわからなかったけど、ようやく実感が湧いてきて本当によかったという感じです」。昨晩は枕元に金メダルを置いて寝たという。お祝いメッセージも殺到し「反響がデカすぎて、こういう経験がなかったので、人間って反響が大きすぎるとフリーズしてしまうんだなってわかりましたね」と語った。

チームメートらとも喜びを分かち合った。「まだ家族には会えてないけど、選手村に帰ったときに、男子レスリング選手は同部屋なので、おめでとう、よくやったなというふうに言ってもらえた。1日前に優勝した文田健一郎先輩と話をしていて、2人でグレコローマンの60年ぶりの歴史をつくれたことを素直によかったというような会話をしました」。日本勢のグレコローマン金2個は、1964年東京五輪以来の快挙だった。

今後に関しては「自分に休暇を与えたい。海外も試合でしか行ったことがないので、海外や日本のいろんなところに旅行へ行ったり、普段できないことをいっぱいしたい。ちょっと、はっちゃけたいなと」と笑った。

また会見に出席したレスリング女子50キロ級銅メダルの須崎優衣(キッツ)は「この3年間、金メダルを取ることだけを考えて生きてきたので、悔しい結果になったけど、4年後のロサンゼルス五輪、その先のブリスベン五輪で絶対金メダルを取ろうと自分と約束できたので、かけがえのないパリ五輪になった」と語った。

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