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【広島】末包昇大 守備で「晴れ」のち「雨」

東スポWEB 2024年8月8日 22時54分

打撃がウリの男とはいえど、悔しい守備でのミスとなった。巨人に完封負けを喫した8日の一戦で広島の左翼・末包昇大(28)が、敗戦に絡むミスに肩を落とした。

「6番・左翼」で先発した一戦で、先発・大瀬良が7回に1点を先制された直後だった。なおも無死満塁で、打者・戸郷の左翼線に飛んだ打球をチャージしたが及ばなかっただけでなく、ワンバウンド後にグラウンドに跳ねた打球に対応することができず、後逸。さらに3失点と、一気に敵の走者が全員本塁にさせ、試合が事実上、決まってしまう痛いミスとなった(記録は適時と左翼の失策)。

一方で末包は4回の守備では二死二、三塁で坂本の放ったフェンス上部への打球に対し、ジャンプして好捕するなど、それまでは守備でも貢献を果たしていただけに、本人にとっては7回は〝痛恨〟のプレーとなった。

試合後、末包は7回の失策について「捕れないと判断した時点で次の1点を防ごうと思ったのですが、ああいう形でそらしてしまった」と反省を口にし「こういう大事な試合で情けないことやっていたら、どれだけいいプレーをしても、ああやって台無しにしてしまう」と厳しい表情を崩さず、球場を後にした。

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