パリ五輪の卓球男子団体準決勝でスウェーデンに敗れた後、泣き崩れた張本智和（智和企画）に、日本はもちろん中国からも激励が殺到している。
日本はスウェーデンに２―０とリードしていたが２―３で逆転負け。張本智和は第２試合で勝利を収めたが、最終第５試合を接戦の末に落とした。敗戦の瞬間、張本はコートに泣き崩れ、人目をはばからず悔しさをあらわに。「この現実を受け止めなくていい方法があるんだったら、それがいいですけど…」などと語り、心理状態を心配する声がネット上で上がっていた。
中国でも同様で「張本智和が泣き崩れた」はウェイボーのトレンド１位に。両親が中国出身とあって、張本は常に注目を集めており、衝撃が大きかった様子。「ちょっと心配だな」「精いっぱい戦ったじゃないか」などといった声が上がり、反響を呼んでいた。
張本のインスタグラムには日本語で多数の励ましが並ぶ中、中国からも続々とエールが寄せられている。「加油加油！ （頑張れ頑張れ！） 打ちのめされないで！。ロサンゼルスで頑張る姿が見たいよ」「自信を持とう」「あなたには無限の可能性がある」などと、中国語でエールの言葉が届いている。
３位決定戦（９日）での活躍を多くの人が期待している。