Infoseek 楽天

【パリ五輪】山下美夢有が6位に浮上 メダル争いへ「しっかり伸ばせるように頑張りたい」

東スポWEB 2024年8月9日 1時29分

パリ五輪ゴルフ女子2日目(8日、ゴルフ・ナショナル=パー72)、7位から出た山下美夢有(23=加賀電子)が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算3アンダーの6位へと順位を上げた。

苦しい状況から立て直した。2バーディー、1ボギーと前半1つ伸ばして迎えた後半、10番パー4でティーショットを池に入れてしまい、ボギーとすると、12番パー4もパーオンできず、3オン2パットでまた1つ落とす。それでも15番パー4で9メートルのロングパットを沈め、17番パー3は1・5メートルにつけてバーディー。最終18番パー5は2打目を刻んで乗せた4・5メートルをしっかり入れた。

山下は「後半はしっかり1打でも伸ばしていこうという気持ちでプレーしました。今日もパターはよくなかったけど、後半はしっかり気持ちを立て直してできたと思います」と振り返った。本人はグリーン上のプレーに辛口評価だが、ショットの調子をキープしつつ、初日の課題としていたパターの調子も徐々に上がってきた。パット数は初日の32から29とした。

通算8アンダーで首位に立つモルガヌ・メトロー(スイス)との5打差は、逆転圏内。残る2日間に向けて山下は「しっかり伸ばせるように頑張りたい」と力を込める。前半2日間はしっかりアンダーパーをマークしたが、金メダルのためには、ビッグスコアの日をつくりたいところだ。

46位と出遅れた笹生優花(アース製薬)は2バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの74と巻き返せず、通算7オーバーの47位に後退した。

この記事の関連ニュース