パリ五輪レスリング男子フリースタイル57キロ級が8日に行われ、樋口黎(28=ミキハウス)が、準決勝でアマン・アマン(インド)に勝利。9日の決勝に進出し、金メダルに王手をかけた。
相手選手の棄権により不戦勝で1回戦を通過すると、準々決勝ではダリアントイ・クルス(プエルトリコ)にテクニカルスペリオリティー勝ち。続く準決勝も、相手を寄せ付けなかった。ともに日体大出身で、所属先も同じグレコローマン60キロ級で金メダルに輝いた文田健一郎の存在も刺激になっている。
2016年リオデジャネイロ五輪で銀メダル獲得も、東京五輪は出場権を得られず。再び戻ってきた大舞台で金メダルを取りにいく。