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【レスリング】桜井つぐみ 金メダルモチベはあいみょん「優勝したら会えるっていうのも夢じゃない」

東スポWEB 2024年8月9日 3時29分

パリ五輪レスリング女子57キロ級で桜井つぐみ(22=育英大助手)が、金メダルに王手をかけた。

8日の準決勝で、2021年東京五輪同級銅メダル、16年53キロ級金メダルのヘレンルイーズ・マルーリス(米国)に勝って9日の決勝へ進出。桜井は「最初は取られたけど、一つだったら全然大丈夫だし、自分の方が体力もあると思って絶対に取り返して、テクニカルで勝つくらいの気持ちで戦いました」と振り返った。

マルーリスは、リオ五輪で吉田沙保里の4連覇を阻止した選手。「昔は憧れというか、オリンピックチャンピオンですごい選手だと思っていたけど、この会場でこの舞台で、自分がチャレンジャーという気持ちで挑むことができて、そして倒せたことは自分の自信にもつながります」と、うなずいた。

大会を迎えるにあたってモチベーションは最高潮だった。シンガー・ソングライター、あいみょんのファンである桜井は、あいみょんグッズの一つ・Tシャツを着た写真を自身のX(旧ツイッター)に投稿したところ、本人が「わー! Tシャツ! 嬉しい! めちゃくそ応援しよう!!!!!」と書き込んでいた。

このやり取りに関しては「びっくりして、本当にうれしくて、すごい自分のやる気につながったし、夢があるな思った。優勝したら会えるっていうのも夢じゃないなと思うので、あと一つ頑張って、一番は見てもらえたらうれしいです」と笑みを浮かべた。

また、高知出身の桜井は、同じ四国・香川出身の日下尚(23=三恵海運)が、男子グレコローマン77キロ級で金メダルに輝いたことに刺激を受けた。「自分もいけるなって思えたし、負けてられないって思えたし、すごいエネルギーになりました」と、やる気をみなぎらせた。

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