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【卓球】日本女子がドイツに3―1で快勝し決勝進出 決勝は4連覇中の中国と

東スポWEB 2024年8月9日 5時29分

【フランス・パリ8日(日本時間9日)発】パリ五輪の卓球女子団体(パリ南アリーナ)準決勝が行われ、日本はドイツに3―1で快勝し、4大会連続のメダルが確定。10日の決勝は絶対女王の中国と対戦する。

第1試合のダブルスは早田ひな(日本生命)、平野美宇(木下グループ)組が登場。早田、平野のフォアハンドなどで得点を重ね、第1、2ゲームを11―3で連取した。第3ゲームは6―11で落とすも、一進一退の攻防となった第4ゲームを11―8で制して3―1と先勝した。

第2試合はチーム最年少の張本美和(木下グループ)が出場。相手の長身を生かしたサーブに苦戦を強いられ、第1ゲームを9―11で先取された。第2ゲームもカウンターなどに遭って8―11と落とす。巻き返しを目指す第3ゲームも立て直すことができず、8―11で失い、0―3で敗れた。

第3試合は平野が圧巻のパフォーマンスを披露した。ドイツの声援が響くアウェーの環境下でも、力強い両ハンドの攻撃で第1ゲームを11―7、第2ゲームを11―6で奪う。第3ゲームは「ニッポンコール」の後押しを受け、11―9で競り勝ち、3―0で決勝行きに王手をかけた。

第4試合には再び張本が出陣。第1ゲーム序盤は劣勢を強いられたが、8連続得点で逆転して11―8で先取した。第2、3ゲームも張本のペースで試合を進め、3―0で白星を奪取した。

左腕を痛めている早田は、この日もシングルスで出番はなかった。それでも、準々決勝後には「腕がどんな状態であれ、目指すところは3人とも金メダルを取ること。自分自身がそこから逃げたらいけない。その目標を持っているからこそ、どんなケアでも、どんな痛みにも耐えたり、治療もしてもらっている」と語っていた。最終決戦は全てを出し尽くす覚悟だ。

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