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【卓球】早田ひなが張本美和を気遣う「いろんなプレッシャーと闘って苦しい部分もあった」

東スポWEB 2024年8月9日 6時54分

パリ五輪の卓球女子団体準決勝で、日本はドイツを3―1で下して決勝進出を決めた。第1試合のダブルスは早田ひな(日本生命)、平野美宇(木下グループ)が3―1で先取したが、第2試合のシングルスで張本美和(同)がストレート負け。それでも、第3試合は平野、第4試合は張本がストレート勝ちを収めて試合を決めた。決勝(10日)では絶対女王の中国と金メダルをかけて激突する。

試合後の早田は「やっぱり(平野と)私たち同い年の2人がチームを引っ張っていかないといけない。(第2試合で)張本選手は負けてしまったんですけど、一人だからこそいろんなプレッシャーと闘って、苦しい部分もあったと思う。そこを私たちがまず1―0で回すということがすごく大事だと思うので、そういった役目は果たせた」とエースの自覚をにじませた。

さらに「まずは銀メダル以上を確定することができた。木原選手にメダルをかけたいと思っていたので、自分の銅メダルと(ダブルスで)自分が銀メダル以上を取った時には、4人でメダルをかけて最後、写真を撮りたい」とリザーブの木原美悠(木下グループ)への思いも口にした。

決勝の中国戦へ向けては「ここが終わりじゃない。最後は自分たちが3年間、練習、いろんな選考会を経てここに立てているということに自信を持って、最後まであきらめずに120%の力が出せるように頑張りたい」と意気込んだ。

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