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コロナ感染ライルズが出場回避 〝リレー侍〟の期待度アップ「日本にチャンスかも」

東スポWEB 2024年8月9日 11時54分

日本に好機が訪れそうだ。パリ五輪の陸上男子200メートル決勝(8日=日本時間9日)、100メートルとの2冠を目指したノア・ライルズ(米国)は19秒70で銅メダルを獲得。しかしレース後に新型コロナウイルスに感染していたことが判明し、強行出場に批判が殺到している。

ライルズは自身のSNSを更新し「自分の2024年オリンピックはこれで終わる」とし、残り種目に出場しないことを表明。出場予定だった400メートルリレー決勝を回避する意向だ。日本のメダル獲得が期待されているだけに、SNSやネット上では「リレーは出ないな」「コロナなんだから、レースに出たらあかん」「ライルズがいないのは日本にチャンスかもしれない」「ライルズがリレーに出ないのは見どころが落ちますが、日本のリレーに期待します」という声が書き込まれていた。

米国はエース不在な上でバトンパスなどの連係面の不備も指摘されており、日本にとってはメダル獲得の好機ともいえる。ただ一方では「ライルズがいなくてもアメリカは強い」「早く治してリレーも出てきてほしい」という意見も出ていた。

英メディア「BBC」によると、ライルズはリレーについて「この4×100チームはすべての対応できる。私は練習で彼らと一緒にいたが、彼らが勝利を収め、全力を尽くせばいくらでも記録を破れるとわかっている」と語ったという。200メートルの強行出場の是非とともに400メートルリレー決勝の行方も注目されそうだ。

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