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バイデン大統領「私は何をしているんだ?」 今週唯一の公の場で困惑ぶり見せる

東スポWEB 2024年8月9日 14時34分

米国のジョー・バイデン大統領は7月21日、大統領選から撤退した。失言やフリーズする場面が多く、高齢不安を指摘されてのことだった。それでも、「国を率いる能力はある」として、来年1月20日まで大統領職を務める。

米紙ニューヨーク・ポストは8日、バイデン氏の近況を報じた。昨季ワールドシリーズを制覇したテキサス・レンジャーズによるホワイトハウス表敬訪問が8日、行われた。バイデン氏にとって今週唯一の公の場となった。

バイデン氏はホワイトハウスのイーストルームでレンジャーズから、バイデン氏の名前が入ったユニホームとカウボーイブーツを受け取った際、「私のジャージーを盗んでいるのか?」と語った。そしてイベントの最後に「私は何をしているんだ?(What am) I doing?」と困惑した様子で話した。

何十回ものイベントを主催してきたバイデン氏は、その後、ぎこちなく周囲を見回した。両手を上げて、明らかに疑問を抱いているようなしぐさをし、何をすべきか分からない様子だったという。

司会者が「ご来賓の皆さま、大統領が退席されますので、席にお座りのままでお待ちください」と言ったことで、バイデン氏の不安は解消されたようだ。腕を振り、ジョギングの動きをしながらステージを降りた。

バイデン氏の代わりに民主党の大統領候補となったカマラ・ハリス副大統領(59)は世論調査で急上昇しており、2024年を通じてバイデン氏がトランプ前大統領に後れを取っていたが、現在はリアルクリアポリティクスの全国世論調査平均でトランプ氏をリードしている。

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