ホワイトソックスは８日（日本時間９日）、ペドロ・グリフォル監督（５４）を解任したと発表した。グレーディ・サイズモア・コーチ（４２）が暫定的に指揮を執る。
同監督は就任１年目の昨季、ア・リーグ中地区で４位。今季もリーグ記録に並ぶ２１連敗を喫するなど２８勝８９敗と不振で、最下位に沈んでいた。
地元紙「シカゴトリビューン」は監督交代劇を詳報。「シカゴ・ホワイトソックス、８９勝１９０敗のペドロ・グリフォル監督を解任」と３年契約２年目の指揮官の解任を伝えた。
また同紙はクリス・ゲッツＧＭのコメントを伝えたうえで３人のコーチの解雇を報じた。球団は来季の新監督を外部から招聘する方針だという。
「次期監督は、２０２０～２１年の連続プレーオフ進出から、あっという間に２年連続１００敗以上のシーズンを迎えようとしているフランチャイズを復活させるという大役を担うことになる」と同紙は新監督の人選に期待を込めた。