作家の志茂田景樹氏（８４）が９日、自身の「Ｘ」（旧ツイッター）を更新。ＳＮＳでの誹謗中傷に対して自身の考えをつづった。
熱戦が続いているパリ五輪では、選手などに対する誹謗中傷が問題となっている。柔道では、女子５２キロ級２回戦で敗退し号泣した阿部詩に心ないコメントが殺到した。また、男子バレーでは準々決勝でサーブミスをした小野寺太志に誹謗中傷のメッセージが寄せられた。
志茂田氏は、五輪での誹謗中傷を受け「五輪の世界にも誹謗中傷が蔓延してきたようだ」とコメント。「身に覚えがなく繊細な選手は深く傷つくかもしれない。アスリートには繊細の人が多そうだし」と危惧した。
そのうえで「問題は誹謗中傷する側だ」と指摘。「そういう人は思うようにいかない自分に対する鬱憤をぶつけている場合が多い。一般社会からは出番が回ってこない人なんだろうね」と持論を語った。