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【バスケット】フランス決勝進出も〝疑惑〟でFIBAに抗議殺到「審判がドイツを破滅させた」

東スポWEB 2024年8月9日 16時4分

パリ五輪のバスケットボール男子準決勝が8日(日本時間9日)に行われ、開催国フランスが73―69でドイツに勝利したが、〝疑惑の勝利〟として大きな波紋を呼んでいる。

フランスは下馬評を覆して、昨夏のW杯王者ドイツを撃破して決勝進出を決めた。しかし、勝負所でフランス寄りの判定が連発。終盤にはフランスのビクター・ウェンバンヤマの反則とみられるプレーが見逃されて、ドイツ側が得点機を逸する場面も見られた。

今大会のフランスをめぐっては1次リーグの日本戦で、劣勢で迎えた試合終了間際の〝4点プレー〟で河村勇輝の反則に関して〝世紀の大誤審〟と議論が沸騰。準々決勝のカナダ戦でもフランス有利の判定が指摘されて論争が起きていた。

またまた起きた〝疑惑の勝利〟を受けて、国際バスケットボール連盟(FIBA)に抗議が殺到。公式SNSで準決勝のフランス勝利を伝える投稿に対して「審判団がフランスを金メダルに導いた」「不正行為」「これは不正だ!不正だ!フランスは金メダルラウンドに行ける資格がない。フランスがここまで来られたのは、毎回すべての試合に審判がいたからだ」「八百長試合。審判がドイツを破滅させた。残念だ!」「FIBAの信頼性を回復するには数十年かかる」などと批判が相次いでいる。

また、日本戦での河村をめぐる〝疑惑の判定〟の写真とともに「フランスはそこですでに敗退すべきだった。審判団は大会全体を通じてすでにフランスを助けている。今回もドイツ戦で。恥ずかしい」との投稿や「審判を正せ。日本代表が代わりにフランス代表になるべきだ。ユウキのことを忘れないで」などと日本の勝利を改めて主張する声も続出している。

ついに決勝までたどり着いたフランス。決勝の相手はNBAのスーパースターをそろえた〝ドリームチーム〟の米国だが、今の流れならひょっとしたら…。

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