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【甲子園】菰野が春夏通じて初勝利 森田監督「甲子園ってのはすごいなと怖さを感じました」

東スポWEB 2024年8月9日 20時59分

第106回全国高校野球選手権大会の第3日(9日)第3試合は菰野(三重)が南陽工(山口)を6―2で下し、初戦を突破した。

打線が初回から相手エース・阿部(2年)を捉えた。一死一、三塁から4番・野田(2年)の投ゴロ間に先制すると、3回、4回にそれぞれ1点ずつを加えた。さらに3点リードの6回、一死二、三塁から1番・中川(2年)が二塁手の失策を誘って4点目。続く菊地(2年)の一ゴロの間に5点目を手堅くもぎ取った。

援護をもらったエース・栄田(2年)は6回まで無失点で抑える好投を見せたが、7回に一死満塁から押し出し四球で1点を献上。8回には二死一塁に4番・長嶺(3年)から左前適時打を許したが、その後は落ち着きを取り戻し、150球の力投で9安打2失点で完投した。

「打撃の援護で助けてもらってギアを上げた。緊張したけど後半はいつも通り投げれた」と汗を拭った栄田だったが、森田監督は「7回が一番大きな山場だったんですけど、相手に押し出し四球とか、普段ああいうピッチングをしない子なので、やっぱり甲子園ってのはすごいな、と怖さを感じました」と西日本短大付との2回戦に向け、さらなる好投に期待した。

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